Our story since 1977

信長の足を止めた地で、
自立のための足元を整えよ。

旧松井製靴の看板工場内の竹格子と石の小径工房の石庭
パンプスのヒールを模したMy choiceの建物

土地と楔

大阪・西成区長橋。天正4年(1576年)、石山合戦で織田信長は足に鉄砲傷を負いました。その負傷の地は現在の出城通付近だったと、この土地では語り継がれています。

私たちはこの地に、働く女性の「現場」を支える最後の砦として、パンプスのヒールを模した楔を打ちました。

「My choice」の建物は、この土地に長く根を張ってきた祈りの場、そして人生の終わりを見守る場所と、南北に美しく整列しています。

創業の物語

この会社の始まりに、一人の女性がいます。

学歴も、財産も、頼れる縁もない。
あったのは、己の身体ひとつ。

海に潜って生計を立て、たくさんの子どもを育て上げ、そしてこの長橋に家を買いました。独立する長男に、その足場を託すために。

1977年。「腕もないのに、なんの独立や」と、みなに笑われた船出でした。その家の一角を借りて、松井製靴は生まれました。やがて家全体が工場になり、49年がたちました。

自分の足で立つこと。そして、次に立とうとする人の足元を整えること。それが、私たちの原点です。

松井製靴工場の廊下

百年の靴の街

ここ大阪・西成の長橋は、百年の歴史を持つ靴の街です。その百年の真ん中で、私たちは49年、婦人革靴を作ってきました。

だから私たちにとって、靴はただの商品ではありません。自分の足で人生を歩いていく人の、相棒です。

「人の世に熱あれ、人間に光あれ」。人間の尊厳を、誰よりも早く教育の真ん中に置いた街。その街の工場が作る靴だから、履く人の尊厳に、ちゃんと合っていてほしい。

雇用の哲学

私たちの工場に、「職人」はいません。いるのは、無期雇用の作り手たちです。

出来高払いと日雇いがあたりまえだったこの業界で、私たちは、定年まで働ける契約と社会保険で、作る人の暮らしを守ってきました。

技を尊敬で語り、暮らしを雇用で守る。

働く人の尊厳とは、契約と給料日のことだと考えています。


職住一体

昭和のこの街では、一階が仕事場、二階が住まい。作ることと暮らすことが、地続きだった街。その感覚を、私たちはいまも手放していません。

Company会社概要

会社名松井製靴株式会社
創業1977年
事業婦人革靴のOEM製造/セミオーダー店舗「My choice」の運営/ふるさと納税返礼品
実績2020年 Makuakeにて「hoppe」241足をお届け

靴は命の器である

サイズも、革も、色も、あなたが選ぶ。

My choice——その名前に、私たちの49年と、この街の百年を込めました。

6つのデザインへ